◽️カッピングとは
漢方や鍼、灸と並び、東洋伝統医学の一技法である影響から日本でも広く行われている伝統的な身体治療法です。
日本では「抜罐(ばっかん)療法・吸い玉療法」と呼ばれたり韓国ではプハンとも言います。
ガラス容器のカップの中を真空に近い状態にすることで、皮膚が引っ張られ、うっ血状態になり体内(特に毛細血管内)に滞っていたドロドロとした血(悪血)が、皮膚の表面にまで引き上げられ、新しい血液をいきわたらせます。
ツボへの固定カッピングの後、そこには丸い跡が付きます。
その色で、どの程度の身体の機能低下があるか見当付けられます。
カッピングすることで、血液の循環を良くしさらに血行を促進、筋肉のコリや痛みの症状を緩和させるという療法です。
痩身や美容の効果につながると言われています。
✔️デトックス効果
✔️血液をきれいにする。
✔️血行を良くする。
✔️血管をはじめ、組織を強くする。
✔️免疫力が強化される。
✔️皮膚の若さを保つ。
✔️アンチエイジング効果
✔️内臓や諸器官の働きを活発にする。
✔️自律神経を正常に調整する。
✔️老廃物の排泄を助ける。
✔️ストレッチと強力なマッサージ効果
◽️カッピングをする部位
• 背骨の両側、または背骨の上。
• 腰回り
• 腕の付け根
• お腹
• 手、足、腕、などの
背中には内臓をコントロールする様々なツボのようなもの(経絡)が集中しているのでツボがある場所にカップをつけると効果を実感しやすい。
◽️カッピング跡の色素反応
病気の元である悪血の様子が皮膚表面にカッピング後の色素反応として見ることができます。
1 薄いピンク色…血液の流れは良好です
2 紫…血液の流れリンパの流れがあまりよくありません。その場所に相当する内臓に機能低下が見られます。
3 黒紫…血液の流れリンパの流れが悪く身体機能、相当弱っています。
4 色が変わらない…一見良好に見えますがこれは脂肪が厚すぎるか、血行が悪すぎて反応がでないということが多
く黒紫よりこの反応が一番悪いです。
固定カッピングや吸い玉ドレナージュを何回も繰り返すうちに色の反応はだんだん出てきます。
また色素反応が出た人も回数を重ねるごとに症状も解消され色素反応が出なくなります。
◽️注意すること
・4~5日赤黒く残る事があります。
露出の多い服装の予定の方は日程に気をつけてください。
・激しい運動をした直後や、食後1時間以内のカッピングは控えてください。
・妊娠中のお腹周りへのカッピングは厳禁。
※生理中の女性のカッピングは大丈夫です。
・極度に身体が衰弱している時(手術後など)は無理にやらない。
・循環器系の悪い人(不整脈・血管の病気)